LINEMOは一時帰国用の利用に向いています。
LINEMOを一時帰国利用する前の注意点
LINEMO一時帰国の注意点
- 最低でも月額990円かかる
- 新規契約は海外で最初の4カ月間使えない
- LINEMOの海外データ通信の料金は最低でも1日980円で高い
- LINEMO申込みには日本の住所が必要です。
- eSIMを契約したら初回の開通は日本でしか行えない
- 海外で解約する場合は世界対応ケータイ加入が必須
最低維持費いくら?
LINEMOの現在の最安プランは、ベストプランの3GB以下で月額990円です。
一時帰国用として契約するなら「ベストプラン」を選択してください。
「LINEMOベストプラン」では、毎月のデータ使用量に応じて2段階の月額基本料が自動的に適用され、月額基本料はデータ使用量が3GB以下なら900円(税込み990円)、3GBを超え10GB以下なら1,900円(税込み2,090円)となっています。
海外にいる間は、LINEMOを使わないので、毎月3GB以下の料金で済みます。
プラン名 | LINEMOベストプラン | |
---|---|---|
データ容量 | ~3GB | ~10GB |
月額料金 | 990円 | 2,090円 |
通話料 | 22円/30秒 | |
5分かけ放題 | 550円 | |
24時間かけ放題 | 1,650円 | |
データ量超過後の通信速度 | 10GB超~15GB:300kbps 15GB超:128kbps |
|
追加データ量 | 550円/1GB |
新規契約は国際ローミングが最初の4カ月間利用できない
「国際ローミング」の不正利用防止を目的として、新規契約(乗り換えを除く)の場合、最大4ヵ月「世界対応ケータイ」へご加入できません。
課金開始から4ヵ月目の末日経過後、5ヵ月目よりご加入できます。お客さま自身で「世界対応ケータイ」のお申し込みが必要です。
海外でもLINEMOを利用する予定がある方は、注意が必要です。
国際ローミングとは?
海外ローミング(国際ローミング)は、日本で契約している携帯電話会社を介して、渡航先の携帯電話会社の回線を使って通信する仕組みのことです。
日本の携帯電話会社が提携している現地の回線が利用でき、今のスマホを海外でもそのまま使えます。
海外でデータ通信を行うのは割高
LINEMO「海外あんしん定額」と「海外パケットし放題」は、どちらも割高です。
海外あんしん定額は従来の「海外パケットし放題」の対象エリア(定額国L)にて、データ通信が利用可能なサービス。プランは980円/24時間で最大1GB、72時間/2940円で最大3GBの2種類ある。
海外パケットし放題の料金は、1日の利用パケット量が25MBまでは1,980円/日、それ以上利用した場合は2,980円/日の定額となります。
海外あんしん定額 | 24時間プラン1GB:980円 72時間プラン3GB:2,940円 |
---|---|
海外パケットし放題 | 25MBまで:0円~1,980円/日 25MB以上 :2,980円/日 |
最低額で済ませようとしても1日980円かかります。しかも980円で済ませる場合は1GBまでしか利用できません。
LINEMOの海外データ通信は短期の旅行なら向いてますが、長期間海外に滞在する場合は莫大な料金となるので現地のSIMと併用した方がお得です。
申し込みには日本の住所が必要
LINEMOでお申し込み・配送可能なお客さまの住所は、日本国内に限ります。
海外の住所から申し込みはできません。LINEMOは海外住所で申し込みされた場合は審査に落ちます。
SIMカードは日本国内のご住所へ配送となります。
eSIMは配送の必要がないため、海外でダウンロード可能ですが、申し込みには日本の住所が必要です。
eSIM初回開通は海外では不可
LINEMOのeSIMに申し込みした場合は、初回の開通は日本で行う必要があります。
海外で機種変更する場合は、eSIMの再発行なので海外で開通可能です。
LINEMOでは、世界対応ケータイに申し込むことで国際ローミングを利用できます。海外でeSIM再発行するなら国際ローミングにお申込み下さい。
申し込みはLINEMOの契約時、またはあとからMy Menuにログインして無料で行えますが、サービスの利用には別途料金が必要です。
世界対応ケータイとは?
世界対応ケータイとは、日本国内でいつもお使いのソフトバンク携帯電話を、同じ電話番号・メールアドレスで、カンタンに海外でご利用いただけるサービスです。
申し込み必要で月額使用料0円です。
海外で解約する場合は世界対応ケータイ加入必須
LINEMOを海外で解約する場合は、世界対応ケータイ加入が必須です。世界対応ケータイ加入していない場合は解約ができません。
一時帰国の時だけLINEMOを利用しようと思って出国したのに、海外にいるうちにLINEMOは不要となり解約したくなっても、日本で世界対応ケータイに加入していない場合は解約手続きができません。
「世界対応ケータイ」に加入できるのは、新規申込の場合は利用開始から5か月目以降で、基本的に日本で手続を行う必要があります。
MNP転入の場合、「世界対応ケータイ」には自動的に加入となります。
LINEMOは電話で解約を受付しておりませんので、マイメニューから操作する必要があります。ログインする際に電話番号宛てに暗証番号で認証もありますので、LINEMOのSIMが使えないことには解約ができません。
解約方法 | webから行う |
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受付時間 | 受付時間:24時間
※20時以降のお申し込みは翌日扱いとなります。 |
解約日 | 9時から19時59分まで:即時で解約が完了します。 20時から8時59分まで:9時以降に解約が完了します。 |
違約金 | ご加入当月は990円 それ以外の期間は無料 |
LINEMOで一時帰国用として使うメリット
LINEMO一時帰国利用のメリット
- 海外でもSMS受信は無料
- LINEMOはeSIM対応で海外では1台のスマホで他のSIMと併用できる
- 事務手数料無料でお気軽に契約できる
海外でSMS受信料が無料
LINEMOは海外でSMS受信料が無料です。海外からSMSを送信する場合は、100円/通(課税対象外)です。
月額料金 | 無料 |
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国内SMS受信料 | 無料 |
国内SMS送信料 | 3.3 ~ 33円/送信文字数に応じて1通あたり |
海外でSMS受信料 | 無料 |
海外でSMS送信料 | 100円/通(課税対象外) |
日本から海外にSMS送信料 | 100円/通(課税対象外) |
eSIM対応で利便性が高い
LINEMOはeSIM対応しているので、複数のSIMを持つことができます。物理SIMと併用したり、eSIMを複数契約することもできます。
海外で利用しているSIMと、一時帰国用にLINEMOをeSIMで契約することができます。
eSIMと物理SIMの併用でスマホの設定画面で、利用するSIMを切り替えできます。そのため、海外にいる時は現地のSIMを利用し、一時帰国で空港に着いたらLINEMOのeSIMに切り替えることもできます。
一時帰国用としてeSIM契約の利点
- オンラインでの手続きだけで利用を開始できる
- SIMカードの抜き差し不要でSIM破損も心配なし
- 帰国後最短でネットに繋ぐことができる
- 海外在住時は現地のSIMカードを挿したままLINEMOの番号を持つことができる
事務手数料が無料
LINEMOはオンライン専用プランで事務手数料無料です。
LINEMOは基本料金のみの支払いで済みます。一時帰国用に契約するにあたり事務手数料3300円も支払っていられない方におすすめです。
LINEMOは毎月最低990円の支払いだけで維持が可能です。年間で12000円程度で済みます。
LINEMO各種手数料
- SIMカード再発行時の手数料:無料
- eSIM再発行時の手数料:無料
- 解約金:初月以外は無料
- SIMカード発行手数料:無料
- MNP転出料:無料
LINEMO一時帰国利用よくある質問
海外から申し込みはできる?
LINEMOを一時帰国後にすぐ使いたい場合は海外からの申し込みが理想です。
eSIMを使うことによって、日本入国後、最短でネットに繋ぐことができます。
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- 01海外でお申し込み
- 海外からLINEMOのeSIMに申し込みする。住所は日本の自宅を入力が条件。
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- 02空港や自宅で手続き
- 日本の空港で開通手続きが可能です。
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- 03LINEMOが使える
- 日本に入国して空港で開通手続きを行えば、空港から出ても家族や友達にスムーズに連絡をとることができます。
番号保管サービスはある?
LINEMOでは番号保管サービスの提供はしていないので、一時帰国する際だけLINEMOを利用したい場合は、その時だけ利用再開みたいなことができません。
LINEMOはベストプランが3GB以下で月990円で維持できるので、海外で使わない間は毎月990円かかります。
海外在住時に使わなくて利用停止にならない?
povo2.0は180日間に電話やSMSを利用せず、トッピングの購入もしない場合は利用停止になります。
利用停止後30日の間に有料トッピングのご購入がない場合、順次契約解除となります。
LINEMOではこのような利用停止制度はなく、たとえ1年間利用しなくても利用停止にはなりません。
利用停止にしないのは、使わなくても最低月990円を請求できるからです。料金回収できるのに利用停止にして強制解約するメリットがソフトバンク株式会社側にはないのです。