Contents
LINEMOの運営会社は?
LINEMOの運営会社は、ソフトバンク株式会社です。
LINEMOは、ソフトバンクの回線をそのまま利用しているため、通信速度やエリアはキャリアと同等で、全国の広い範囲で通信が可能です。
なぜソフトバンクが運営?
2022/3/1(火)に、LINEモバイル株式会社はソフトバンク株式会社に吸収合併されました。
その後、ソフトバンク株式会社は、オンライン専用ブランドの名称を「LINEMO(ラインモ)」として、2021年3月17日にサービスを開始しました。
もともとLINEの格安SIMはLINEモバイル株式会社が運営していましたが、ソフトバンクに吸収合併されたことにより、現在のLINEMOはソフトバンクが運営しています。
LINEモバイル買収の理由
LINEモバイルはサービス開始2年でソフトバンクと資本提携し、ネイバーグループのLINEとソフトバンクグループのソフトバンクの合併子会社となりました。
LINEモバイルの買収は、他の企業と連携することでの関係強化や資金繰りがうまくいっていないときに行う「第3者割当増資」と呼ばれる手法です。
LINEモバイルは2018年4月に公表した2017年12月期決算で相当に苦しい台所事情が明らかとなっています。早期の事業好転は難しく、ソフトバンクに助けを求めたというのが実情です。
ソフトバンクが買収することによるメリットは、ソフトバンクが自社とグループ企業を合わせて、Softbank、Y!mobile、LINEMOと3つのブランドを抱えることが挙げられます。
ソフトバンクは3つのブランドを次のようにカテゴライズしています。
Softbankを大容量ユーザー、ビジネスユーザー向けとし、Y!mobileをライトユーザー向け、LINEMOを10代から30代前半世代向けです。
また、LINEMOはオンライン上の顧客の獲得が期待できます。
ソフトバンク系列の電波は同じ?
ソフトバンク系列の、ソフバンク、ワイモバイル、LINEMOは同じネットワーク、同じ品質で各種サービスを利用できます。
使用感ほぼ同じとなっており体感できる差はありません。
LINEMOは回線借りて運営しているわけではなく、LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま利用しているため、高速通信が可能です。
LINEMO運営会社となるメリット
ソフトバンクがLINEモバイルを買収して、その後にLINEMOというサービスを提供するメリットは以下です。
圧倒的な知名度に価値
若年層に知名度の高い「LINE」ブランドを持つLINEMOを持つことにより、ソフトバンクにとって、特に若い世代の需要増加が見込まれます。
LINEMOはインターネットでの販売に強いです。料金体系がシンプルでワイモバイルよりやや安いため、若年層の開拓につながります。
楽天モバイル対策
SoftbankとY!mobileというブランドを持つソフトバンクは、LINEMOを加えた3つのブランドを抱えることで、格安SIMトップの楽天モバイルに対抗することが可能になりました。
LINEMOは楽天モバイル対抗も強く意識した料金体系に仕上げています。
新規ユーザーの囲い込み
ソフトバンクにとって、LINEMOのユーザーである若い世代の新規顧客の獲得が期待できます。
SNSなどの口コミをとおして、新規顧客を増やすことが可能です。
コミュニケーションアプリ「LINE」がデータ容量を消費せずに使い放題となる「LINEがギガノーカウント」を提供するなど若い世代と取り囲める魅力があります。