LINEMO速度制限300kbps1Mbps

LINEMO速度制限について

LINEMOで通信速度制限が起こると、インターネット通信の速度が「128kbps~1Mbps」まで低下します。

この状態になるとデータ通信を使う動画視聴は、ほぼ利用不可能となります。

画像を含むウェブサイトの閲覧やInstagram、FacebookなどのSNSは、画像の読み込みに時間がかかりストレスを感じます。

一方で時間をかければ、Google マップなどの地図アプリの使用は可能です。

インターネット回線を利用した通話は音声のみであれば安定してつながるほか、メールなど文字だけのコミュニケーションであれば問題なく使用することができます。

LINEMOの速度制限はプランにより異なります。

ベストプランの速度制限

ベストプランは通信容量を超過した際にかかる速度制限が2段階で設けられています。

10GBを超え15GB以下の場合300kbpsに速度制限がかかり、さらに15GBを超えた場合は128kbpsに制限制限がかかります。

2段階の速度制限となっているのは、一部のユーザーによって引き起こされるネットワークの負荷を抑えるための措置です。

ベストプランVの速度制限

ベストプランVは通信容量を超過した際にかかる速度制限が2段階で設けられています。

30GBを超え45GB以下の場合1Mbpsに速度制限がかかり、さらに45GBを超えた場合は128kbpsに速度制限がかかります。

ミニプランの速度制限

ミニプランは毎月のデータ量3GBを使い切ると速度制限にかかります。速度制限は300kbpsとなっています。

速度制限が2段階で設けられておりませんので、300kbpsより遅くなることはありません。

スマホプランの速度制限

ミニプランは毎月のデータ量20GBを使い切ると速度制限にかかります。速度制限は1Mbpsとなっています。

速度制限が2段階で設けられておりませんので、1Mbpsより遅くなることはありません。

2段階制の速度制限を設けた理由は?

ベストプランとベストプランVでは適切な料金水準でサービスを維持するためにも、2段階制の速度制限を新たに加えました。

データ通信量を超過した後の速度制限で、LINEMOベストプランの場合月当たりの通信量が15GBを超過、LINEMOベストプランVでは45GBを超過した場合、通信速度が128kbpsに低下します。

ネットワークの公平性の観点からも、低速になってもなおデータ通信を大量に使い続ける人には、一層厳しい制約をかけるになりました。

1Mbpsでできること

1Mbpsは速度制限の中で、もっとも緩いです。最大1Mbps程度の場合には基本、Webページの閲覧、SNSの利用などは普通におこなえますが、動画視聴は場合によっては厳しいことがある程度です。

YouTube視聴 480pまでなら止まらずに快適に視聴できる
X(旧Twitter) Xはほぼ快適。アプリ起動時やアカウント/タブの切り替え直後には画像が少し遅れあり。
Instagram タイムラインの画像や動画はすぐに表示される。複数の画像を含む投稿の場合、横スワイプして2枚目以降は表示されません。
Webブラウジング Yahoo! JAPANは10秒前後で表示されました。まず5秒ほどでテキストコンテンツが表示され、続いて画像、最後に広告バナーという順

300kbpsでできること

300kbpsの速度制限は、Webページの閲覧やSNSの利用などの比較的データ通信量の小さな使い方でも通信がモタつく可能性があります。

YouTube視聴 240pなら止まらずに視聴できますが、360pでは時折止まってしまいます。
X(旧Twitter) 文字はすぐに表示されるものの、画像は遅れます。動画は再生が開始するまでやや時間がかかりますが、再生が開始すれば止まりません
Instagram タイムラインの画像表示はかなり遅れます。動画は読み込みに5秒前後かかるものの、再生が開始したら止まらずに視聴できます。
Webブラウジング Yahoo! JAPANトップページのテキスト部分の表示にも10秒以上かかるため難しいです。

ネットワークの公平性・品質を保持するための通信速度制限は?

LINEMOでは基本データ容量の上限を超えた時の通信速度制限とは別に、ネットワークの公平性や品質を保持することを目的に、通信速度制限をおこなうサービスもあります。

LINEMOでは短期間に大量のデータ通信をおこなった時に、通信速度が制限されます。

LINEMOの速度制限よくある質問

速度制限時は低速で使い放題?

LINEMOのミニプラン、スマホプラン、ベストプラン、ベストプランVはそれぞれ速度制限時は低速通信が無制限で利用可能です。

ベストプランは2段階制の速度制限となっております。2段階目の速度制限時には128kbpsと更に遅い速度となります。

LINEアプリは速度制限の対象外?

LINEMOには「LINEギガフリー」があります。これは、LINEアプリのトークや音声通話・ビデオ通話のデータがカウントされないサービスです。

速度制限時であっても、LINEアプリは高速通信のまま利用できます。

LINEMOのビデオ通話は最大1Mbpsでは通話は問題なくできるものの、ビデオの表示はカクカクで、ビデオというより3秒ごとに画像が更新される紙芝居のような感じになります。

しかし、LINEMOはビデオ通話もカウントフリーとなっているので、高速通信がデータ容量超過時も利用可能です。

3日制限はない?

「3日間制限」とは直近の3日間で使用した通信データ量が一定の量を超えると、翌日1日は通信量が制限されるというものです。

LINEMOでは、3日制限というものがありません。3日間でベストプランを15GBやベストプランVを25GB利用しても3日制限により速度制限がかかることはありません。

低速モードはある?

節約モード(低速モード)とは、通信速度を低速に設定してデータ消費量を抑えるための機能です。

LINEMOには節約モードがありませんので、任意のタイミングでデータ消費を抑えることができません。

LINEMOで速度制限を受けないための節約方法

LINEMOは速度制限時も低速通信でネットが利用可能ですが、できれば速度制限は避けたいものです。そこで、速度制限にならないようにするための節約術を紹介します。

Youtube動画を視聴する際は画質を落とす

電車移動中にYoutube動画を視聴する方は、画質を低画質に変更するだけでデータ通信量の節約になります。

YouTubeの動画で音楽を聴きたい場合や映像が重要でない動画を視聴する際は、低画質でデータ節約しましょう。

データ通信量1時間当たりの消費
  • 高画質(720p):700MB消費
  • 中画質(480p):450MB消費
  • 低い画質(144p):120MB消費

アプリのバックグラウンド更新を見直す

バックグラウンド更新とは、画面を表示していない場合や、別のアプリを使用している場合など、操作していない状態でも、バックグラウンド(裏側)でデータ通信を行ったり、位置情報を取得したり、そのほかさまざまなプログラムの処理を行っている状態を指します。

アプリからのプッシュ通知やメールなどが届いたり、必要な処理が行われたりしますが、知らぬ間にギガを消費してしまう原因の一つでもあります。

そのため、バックグラウンド更新の設定をオフにすることで、ギガを節約することが可能です。

【手順】iPhone

  • 「設定」>「一般」をタップする
  • 「Appのバックグラウンド更新」をタップする
  • 「Appのバックグラウンド更新」をタップし、「オフ」「Wi-Fi」「Wi-Fiとモバイルデータ通信」から選択する

【手順】Androidスマホ

  • 「設定」>「ネットワークとインターネット」をタップする
  • 「データセーバー」をタップする
  • 「データセーバーを使用」のオン・オフを切り替える

データ通信量の大きな通信を控える

利用できるデータ通信量の残りが少なくなってきた時には、データ通信量の大きな通信を控えます。

高画質な動画の視聴、ゲームアプリや動画コンテンツのダウンロードなどはデータ容量を多く消費します。