LINEMOフィリピンでデータ通信を使う
LINEMOをフィリピンでデータ通信を利用する場合には、世界対応ケータイ(国際ローミング)の申し込みが必要です。
LINEMOには、「海外あんしん定額」「海外パケットし放題」2種類の国際ローミングサービスがあります。
国際ローミングに申し込みする
LINEMOの世界対応ケータイ(国際ローミング)は、不正使用を防ぐため新規契約は課金開始から4ヶ月目の末日経過後、5ヶ月目から利用できます。
他社から乗り換えは即日申し込み可能です。
LINEMOの世界対応ケータイとは、LINEMOの海外ローミングサービスの名称です。
日本国内で使っているLINEMO携帯電話を、同じ電話番号・メールアドレスでフィリピンでご利用できるサービスです。
世界対応ケータイが適用になっているスマホなら、フィリピンでデータ通信も通話もすることができます。
フィリピンで「海外あんしん定額」
海外あんしん定額は、事前に決められたデータ通信量に達すると通信が切れるタイプの料金システムです。
事前に決めた料金以上の金額はかからないため、フィリピンで安心してデータ通信を利用できます。
フィリピンは海外あんしん定額の「定額国L」の対象国で、このプランでは24時間980円で3GBのデータ通信(超過後は速度制限あり)が利用可能ですが、LINEMOでは別途サービス加入が必要です。
海外あんしん定額で付与されるデータ容量は国内分とは別計算になっており、LINEMOベストプラン3GBの小容量プランを契約している場合でも、海外では24時間で3GB利用することができます。
普段より通信を使ってしまっても、国内ぶんの容量を消費しない点は安心感があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 海外データオプション | 海外あんしん定額 |
| データ通信量・料金 | ①定額国Lでの利用 24時間 3GBプラン980円 72時間 9GBプラン2,940円 96時間 12GBプラン3,920円 |
| オプション申し込み | 必要 |
| 利用条件 | 「世界対応ケータイ」への加入(無料) LINEMOへの加入 |
| 利用方法 | ①web上で「世界対応ケータイ」の設定を確認 ②「海外あんしん定額」に申し込み ③データローミング設定をオン ④現地でソフトバンクから届くSMSより専用サイトへアクセス ⑤プランを選択して利用開始 |
| 音声通話・SMS | 別料金(国地域ごとに従量課金) |
フィリピンで「海外パケットし放題」
海外パケットし放題は、フィリピンで1日最大2,980円(税込)でデータ通信量が使い放題となるサービスです。
海外あんしん定額のプランで使えるデータ通信量3GBで980円や12GBで3,920円だけでは足りないという場合には、こちらを利用するとよいでしょう。
フィリピンでのLINEMO「海外パケットし放題」は、1日最大2,980円(日本時間23:59まで)でデータ通信が使い放題(音声通話・SMSは対象外)です。
2,980円/日で1日中使い放題となる「海外パケットし放題」は、プラン定額料に消費税がかかりません。
料金体系は1日単位の2段階定額制で、1日12.5MBのデータ通信が最大1980円、それ以上は2980円となる(料金は非課税)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 海外データオプション名 | 海外パケットし放題 |
| データ通信量・料金 | 495KBまで 使用料に応じて課金 12.5MBまで 1,980円 12.5MB以降 2,980円 ※日本時間を基準とした課金 ※スマートフォンで4G/5Gを利用した場合 |
| 利用期間 | 無制限 |
| オプション申し込み | 不要 |
| 利用条件 | ・「世界対応ケータイ」への加入(無料) ・LINEMO契約 |
| 利用方法 | ①Web上で「世界対応ケータイ」の設定を確認 ②データローミング設定をオン ③現地到着時、ソフトバンクから届くSMSを確認(自動適用) |
| 音声通話・SMS | 別料金(国地域ごとに従量課金) |
LINEMOフィリピンで電話とSMS利用料金
日本滞在中からフィリピンへ通話料(国際電話料金)
日本からフィリピンに電話する通話料は、30秒94円です。
日本からフィリピンへ発信する際は、「+(0キーを長押し)」、または国際プレフィックス番号の「010」を最初に入力します。続けて相手が現在滞在しているフィリピン国番号「63」、相手の電話番号の順に入力してください。
相手が「0」から始まる電話番号の場合は、電話番号の最初の「0」を省く必要があります。以下のように入力することで、携帯電話にも国際電話をかけられます。
日本からシンガポールの「090」から始まる携帯電話にかける場合:010-63-90-xxxx-xxxx
国際電話の国番号とは、スマホで日本からフィリピンに国際電話をかける場合は、相手先の電話番号の前に国際電話識別番号である「+」と国番号を続けて入力する必要があります。
国際電話における国番号とは、国際連合の専門機関の一つである ITU(国際電気通信連合)によって世界各国に割り当てられた 1〜3 桁の数字のことです。
フィリピン滞在中の国際電話料金
フィリピンでの国際電話の料金は次のとおりです。
| 日本へかける | 175円(/分) |
|---|---|
| 滞在国内 | 70円(/分) |
| その他の国 | 260円(/分) |
| 着信料 | 155円(/分) |
フィリピン国内向けの発信は70円/分、日本向けは175円/分、そのほかの国向けは260円/分です。
なお、国際電話では着信の際も通話料金が必要で、フィリピン滞在中の場合は155円/分です。
フィリピンSMS送受信料金
LINEMOでは、フィリピン滞在中もSMSの送受信が可能です。
フィリピンでSMSの受信は無料で、フィリピンでLINEMO回線が電波を受信していれば、自動的にメッセージが届きます。
フィリピンでSMSの送信は1通あたり100円/1メッセージ(最大140バイト 全角70文字相当 ※)の従量課金制です。
※最大670文字まで送信できますが、70文字を超える場合は134文字まで2通分、それ以降は67文字ごとに1通分の送信料がかかります。
134文字を送信すると2通分(200円)、201文字であれば3通分(300円)として課金されます。
LINEMOフィリピンご利用いただける事業者
LINEMOの渡航先をフィリピンに、機種をiPhone 17に設定すると以下の対応ネットワークが表示されます。これがフィリピンでのローミング先になります。
| 5G | LTE | 3G | GSM | |
|---|---|---|---|---|
| Globe Telecom | 〇 | 〇 | ー | 〇 |
| SMART | ー | ー | 〇 | 〇 |
フィリピンの主要携帯キャリアはSmart(スマート)とGlobe(グローブ)の2大巨頭で、SmartはシェアNo.1でプロモが豊富、Globeは安定感と情報量が魅力ですが、電波状況は場所により異なります。
Globe Telecom(グローブテレコム)
GLOは、一般にGlobeと呼ばれ、フィリピンの電気通信サービスの主要プロバイダーであり、フィリピンで最大のモバイルネットワークと最大の固定回線およびブロードバンドネットワークの1つを運営しています。
現在は、設備及び光回線の敷設などを充実させ、第一位のPLDTが抱えるマーケット脅かしています。
Globe Telecom,Inc.(GLO)は、1935年1月16日にGlobe Wireless リミテッドとして設立され、フィリピンでのワイヤレス遠距離メッセージサービスを運営するフランチャイズ企業で、1992年現在の社名に変更した。GLOは、アラヤ財閥の中核企業であり、シンガポール・テレコム(シングテル)が約20%出資している。Globe Telecomは、一般にGlobeと略される。
GLOは、「Globe Postpaid」、「Globe Prepaid」、「TM」の各ブランドで、完全なデジタルネットワークとして、全国にデジタル無線通信サービスを提供している。国内および国際的な長距離通信サービスまたはキャリアサービスを提供し、現在7,660万人のモバイル加入者(完全なモバイルブロードバンドを含む)、380万人のホームブロードバンド顧客、および160万人の固定電話加入者を保有している。
SMART(スマート)
会社設立は1991年で、1992年のフィリピンの電気通信産業の自由化を見越し、Smart(当時はSmart Information Technology,Inc.と呼ばれていた)は、1991年1月24日にOrlandoB.VeaとDavidT.Fernandoが率いるフィリピンの投資家グループによって組織されました。
1993年5月にモバイルセルラーサービスを運営する暫定権限を付与され、同年12月SMARTはセルラーサービスの商業的運営を開始しました。
SMARTはスタートするまでに、香港を拠点とするコングロマリットであるファーストパシフィック・カンパニーリミテッド、フィリピンのメトロパシフィックコーポレーション、及び世界最大の通信会社の1つであるNTT等から、経営と技術の専門知識と財源を提供したこれらの戦略的パートナーを引き込んだ。
Smartは、政府の電気通信プログラムに準拠して、サービスを確立、国際ゲートウェイ、ページング、およびキャリア間伝送サービスを提供するためのライセンスを取得した。Smartは、フィリピン最大かつ唯一の統合通信会社であるPLDTの完全所有の無線通信及びデジタルサービスの子会社である。
Smartは、2G、3G、4G LTE、5Gネットワークを組み合わせて、国の都市や自治体の約96%にサービスを提供し、7,060万人以上のフィリピン人にモバイル通信サービス、高速インターネット接続、デジタルサービスとコンテンツへのアクセスのサービスを展開している。
フィリピンでLINEMO海外ローミングは、ほぼGlobeに繋がる
Globeはフィリピン最大手の通信キャリアで、国内シェアの約半分を占めています。
都市部を中心に広範囲で安定した通信サービスを提供しており、特にマニラやセブなどの主要都市では高品質な4G LTE接続が利用できます。
Globeの最大のメリットは、通信エリアの広さと通信品質の安定性です。主要都市だけでなく、地方や観光地でも比較的安定した接続が期待できます。
その反面、混雑時(昼休みや夕方など)の通信速度の低下リスクも潜みます。特に人口密集地域では、速度が遅くなることがあります。
地方や郊外では、比較的Smartに繋がる
SmartはGlobeと並ぶフィリピンの二大通信キャリアで、国内シェアの約40%を占めています。
特に地方や郊外でのカバレッジに強みを持ち、都市部以外でも比較的安定した通信が可能です。
地方や郊外での通信エリアがGlobeより広いため、地方への旅行や、都市部以外に旅行する方にはSmartに繋がると考えていいでしょう。
都市部の混雑エリアでは通信速度がGlobeよりも遅くなることがあります。特にマニラやセブの中心部では、ピーク時間帯に速度が大幅に低下することがあります。
Globe Telecom対応バンド
4Gと5G対応のGlobe Telecom対応バンドは以下です。
| 4Gバンド | LTE Band 1(2100MHz) LTE Band 3(1800MHz) LTE Band 8(900MHz) LTE Band 28(700MHz) LTE Band 38(2600MHz) LTE Band 40(2300MHz) LTE Band 41(2500MHz) |
|---|---|
| 5Gバンド | n41(3.5GHz) n78(2.6GHz) |
フィリピンの携帯電話・モバイル通信における重要な周波数帯(バンド)は、4G LTEではBand 1, 3, 5, 28, 41、5Gではn78, n41, n28が主力です。特にB28(700MHz)はカバレッジの広さからプラチナバンドとして重視されています。
最近のスマホ(iPhone 6以降や主要Android機種)はこれらのバンドに対応していることが多く、SIMロック解除済みなら問題なく使える可能性が高いです。
【4G LTE 重要バンド】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Band 1 (2100 MHz) | 標準的なバンド |
| Band 3 (1800 MHz) | 都市部の容量確保 |
| Band 28 (700 MHz) | プラチナバンド。建物内や地方部で必須。最も重要 |
| Band 8 (900 MHz) | 一部地域 |
| Band 41 (2500 MHz) | 高速データ通信用 |
【5G 重要バンド】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| n78 (3500 MHz) | 主力の5Gバンド |
| n41 (2500 MHz) | GlobeとSmartで利用 |
LINEMOフィリピンで使う基礎知識
フィリピンのスマホ普及率
フィリピンは東南アジアのなかでも、特にスマホ普及率が高い国です。
人口の約80%以上がスマホを保有しており、若年層ではその割合はさらに高まっています。
フィリピン人は平均して1日10時間以上インターネットを利用しており、世界でもオンライン時間が長い国のひとつです。
SNSの利用率も非常に高く、Facebook、Instagram、TikTokなどが日常的に使われています。このため、街中には通信インフラが比較的整備されており、都市部では快適にスマホを使用できる環境が整っているのです。
ただし、地方や離島では通信環境が不安定な場所もあります。
通信速度は日本よりも遅く、繋がりにくさは安定しない
フィリピンの通信速度は、日本でLINEMOを使うのに比べて全体的に遅い傾向にあります。
ピーク時間帯(昼休みの12時~13時、夕方の18時~21時)は、多くの人が同時にインターネットを使用するため、通信速度が大幅に低下します。
また、人口密集地域やイベント会場などでは、回線が混雑して速度が遅くなります。
フィリピンではSMART Communications、Globe TelecomのどちらかにLINEMOは繋がりますが、時間やエリアによって接続が出来なかったり、「3G」の表示があっても上手くインターネットに繋げられなかったりします。
地方や郊外では、そもそも通信インフラが十分に整備されていないことがあり、都市部と比べて速度が遅くなります。
離島やリゾート地では、3G回線しか利用できない場所もあります。
天候の影響も受けやすく、雨季(6月~11月)の豪雨時や台風時には、通信が不安定になったり、一時的に使用できなくなったりすることがあります。
LINEMOはフィリピン全域が通信可能エリア
LINEMOはフィリピン現地の通信会社2社の回線を使用しているので、フィリピン現地の方と同じエリアで4Gや5Gが繋がります。
セブ島、マニラ含むルソン島、ボホール島、ボラカイ島、パラワン島、ダバオシティなど、フィリピンのほぼ全域のエリアをカバーしています。快適な通信環境でフィリピンでのインターネットをお楽しみください。
※LINEMOの海外ローミング通信サービスは、現地通信会社の回線を使用しています。
サービスエリア内であっても、トンネル、地下、建物の中や高層階、山間部など電波の弱い場所では、ご利用になれない場合や通信速度が遅くなる場合がございます。
フィリピン主要都市の5Gカバー率98%
フィリピンのグローブ・テレコム(Globe Telecom)社は2025年第1四半期に国内の主要都市を中心に新たに235カ所の5G基地局を設置し、マニラ首都圏では98.71%、ビサヤ諸島とミンダナオ島の主要都市では97.97%のカバー率に拡大しています。
フィリピンの主要都市では、5G通信が使えると考えていいでしょう。
5Gとは5th Generationの略称で第5世代移動通信システムのことで、超高速・大容量、超低遅延・多数同時接続を実現する現在の4Gに続く次世代の移動通信次世代サービスで、海外現地でより快適にインターネット利用が可能になりす。
現地通信会社のエリア状況により主要都市でも4G通信のみの接続となる場合があります。





















