
LINEMOでiPhone Airを利用するにあたって
LINEMOは、iPhone Airが使えます。「音声通話」「データ通信」「SMS」「テザリング」全て対応しています。
iPhone Airは、SIMフリーとキャリア版「au」「ドコモ」「ソフトバンク」「楽天モバイル」全てLINEMOで動作確認済みです。
iPhone 17シリーズ /Air のLINEMO動作確認結果です。
データ通信 (4G・5G) |
音声通話 | SMS | テザリング | |
---|---|---|---|---|
iPhone 17 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPhone 17 Pro | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPhone 17 Pro Max | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPhone Air | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
iPhone AirはeSIMのみ対応|SIMカードは不可
「iPhone Air」「iPhone 17シリーズ」は、国内販売の全モデルで物理SIMが廃止され、eSIM専用になります。
「iPhone Air」「iPhone 17シリーズ」をLINEMOで使う場合は、eSIMを契約して下さい。
既にLINEMOをSIMカードで契約中の方は、SIMカードからeSIMへの変更手続きをすることにより、「iPhone Air」「iPhone 17シリーズ」が使えるようになります。
iPhone機種名 | 対応SIM |
---|---|
iPhone 17 | eSIM |
iPhone 17 Pro | eSIM |
iPhone 17 Pro Max | eSIM |
iPhone Air | eSIM |
Appleによると、eSIM専用モデルには物理SIMカードトレイが占有していたスペースを活用し、より大型のバッテリーが搭載されています。
iPhone AirはSIM差し替えでは使えない
AppleStoreで買ったiPhone AirをLINEMOのSIMカードを入れることはできません。
大きな変更点として、iPhone 17シリーズ/iPhone Airは国内販売の全モデルで物理SIMが廃止され、eSIM専用になりました。
iPhone Airは、SIMカードが挿さらない仕様になっています。
物理SIMトレイを廃止することで内部スペースを有効活用し、バッテリー容量の増加などの恩恵が受けらています。
【主要な格安SIMでのeSIMの対応状況】
サービス名 | eSIM対応 | 再発行手数料 (オンライン) |
クイック転送 |
---|---|---|---|
IIJmio | 〇 | 433.4円(ドコモ) 220円(au) |
✕ |
mineo | ○(ドコモ/auのみ) | 440円 | ✕ |
イオンモバイル | ○(ドコモ/auのみ) | 440円(ドコモ) 220円(au) |
✕ |
BIGLOBEモバイル | 〇 | 433.4円 | ○(auのみ) |
日本通信SIM | 〇 | 年3回無料 (以降、1100円) |
✕ |
HISモバイル | ○ | 1100円 | ✕ |
NUROモバイル | ○(ドコモのみ) | 440円 | ✕ |
UQモバイル | 〇 | 当面無料 | 〇 |
ワイモバイル | 〇 | 当面無料 | 〇 |
ahamo | 〇 | 無料 | 〇 |
povo2.0 | 〇 | 当面無料 | 〇 |
LINEMO | 〇 | 当面無料 | 〇 |
楽天モバイル | 〇 | 無料 | 〇 |
iPhone AirはeSIM専用端末で何か不便なことはある?
日本向けのiPhone 17/Airシリーズは物理SIMに非対応で、代わりに「eSIM」を用います。これは、物理SIMと違い実体がなく、端末にデータとして組み込むSIMです。
このeSIM、1台のスマホに複数の電話回線を入れられるといった便利な点もあります。
しかし、eSIMを入れたiPhone Airが故障し、起動できなくなったら使えなくて困ることになります。
物理SIMならカードだけすぐに取り出し、別の端末に差し込み使えます。
端末の中にデータとして入っているeSIMの場合はそうもいきません。eSIMの再発行が済むまでの間、一時的に通信手段が失われることになります。
スマホはいまや生活必需品であり、インフラとも言える存在。そして日本は海外と比べ、スマホの中でもiPhoneを使う人の割合が高いと言われています。
多くの人が使うiPhoneの新製品で、通信という重要な部分を担うSIMがいきなり実体をなくしてしまったら、混乱を招くことになります。
こうした「詰み」パターンを避けるため、自宅のWi-Fi環境や家族のテザリングなど、別の通信環境を確保することは必須です。
iPhone Airだけでなく、Androidスマホも続々eSIM対応機種が増えており、今後はeSIMが主流になっていくのは間違いないでしょう。iPhone Airへの機種変更は、便利なeSIMへ移行する絶好の機会です。
iPhone AirはAPN設定不要
LINEMOでは、iOS 15 以上のiPhoneはAPN設定が不要です。
iPhone Airは、iOS 15 以上となりますので、APN設定不要です。
プロファイルのインストールやAPN情報の入力などは一切不要で、自動的にLINEMOのインターネットが使えるようになります。
iPhone Airの端末購入について
LINEMOでは、端末セット販売や機種変更を行っていないので、iPhone Airを準備の上、eSIM契約することになります。
申し込みタイミングは、iPhone AirはeSIMのみ対応となりますので、iPhone Airが手元に準備できた段階が良いです。
購入先としては、AppleStoreやドコモオンラインやauオンラインなどが挙げられます。
通信回線はLINEMOのものを使うので、通信キャリアで購入する際は必ず端末のみ購入してください。
iPhone Airの端末購入方法はこちらを参考にして下さい
LINEMOでiPhone Airを使う|SIMカードからeSIMへの変更は「eSIMクイック転送」
現在、LINEMOでiPhone XS / XR以降のiPhoneをご利用中の場合は、ご利用中のiPhoneをiOS 17以降にアップデートすることで、「eSIMクイック転送」によりeSIM再発行手続き不要で「iPhone Air」へ機種変更が可能です。
「eSIMクイック転送」とは、eSIMの移行がかんたんにできる機能です。
- (iPhone同士で)eSIMが転送できる
- 物理SIMカードからeSIMに変換できる
現在、LINEMOのSIMカードでiPhoneを利用していて、「iPhone Air」に機種変更したい場合は、eSIMクイック転送を利用すれば、「以前のiPhoneから新しいiPhoneにeSIMを転送する」「LINEMOのSIMカードをeSIMに変換してiPhone Airに転送」できます。
eSIMクイック転送の利便性
iOS 16でこの機能が導入される以前は、eSIMを新しい端末に移す際に通信事業者での再発行手続きが必要でありました。
しかし、クイック転送機能を使えば、iCloudやBluetoothを通じて新旧iPhoneの状況を確認した上でeSIM情報を移行でき、面倒な手続きを省略できる。ただし、利用にはLINEMOが指定するOSのバージョン17以降など、いくつかの条件を満たす必要がある。
事前準備で行うこと
- eSIM クイック転送は、iOS 17以降のiPhoneでご利用できます。
- ご利用中の端末、および新しく利用する端末のそれぞれのOSバージョンを「iOS 17以降」へアップデートしてください。
- eSIM クイック設定の前にWi-Fi環境をご用意ください。eSIMのダウンロード時にWi-Fi接続が必要となります。
- ご利用中のiPhoneはパスコードの設定が必要です。
- eSIM再発行の完了前に、ご利用中のiPhoneのリセットは行わないでください。リセットすると、eSIM再発行が行えません。
※ iOS 17は iPhone XS系/XR以降に対応です。
※ 日本で発売されたiPhone以外は動作保証していませんので、ご注意ください。
※ eSIM クイック転送後、元々利用していた端末のSIMは無効となります。
以前のiPhoneから新しいiPhone AirにeSIMを転送する【iCloudを利用する】
LINEMOで機種変更時に、以前のiPhoneにあるSIM情報を新しいiPhone AirのeSIMへ転送する手順は以下の通りです。
新しいiPhoneで「設定」>「モバイル通信」>「eSIMを追加」の順にタップ。
別のiPhoneから転送するモバイル通信プランを選択。番号のリストが表示されない場合は「近くのiPhoneから転送」をタップ。この場合、両方のデバイスにiOS 16以降がインストールされている必要がある。
以前使っていたiPhoneの画面の指示内容に目を通し、転送処理を確定。確定するには「転送」をタップするか、確認コードの入力を求められた場合は、新しいiPhoneに表示されるコードを入力する。
しばらくすると、モバイル通信プランが新しいiPhoneでアクティベートされる。新しいiPhoneでモバイル通信プランがアクティベートされると、以前のSIMは使えなくなる。
「モバイル通信プランの設定を完了する」バナーが新しいiPhoneに表示されたら、そのバナーをタップ。通信事業者(LINEMO)のWebページにリダイレクトされるので、eSIMの転送手続きを進める。
-
- 01両方のiPhoneで操作
- 同一のApple Accountにサインイン
-
- 02新しく利用するiPhoneで操作
- 1.「設定アプリ」をタップ
2. 「モバイル通信」をタップ
3. 「モバイル通信を設定」をタップ
4. 「別のiPhoneから転送」をタップ
5. 「番号を転送」をタップ
-
- 03ご利用中のiPhoneで操作
- 「SIMを転送」をタップ
-
- 04新しく利用するiPhoneで操作
- 1. 「申し込みが完了しました」の画面が表示されるので、「ご利用中のiPhone電話番号」「My Menuのパスワード」を入力しログイン
2.留意事項を確認し、「すべてに同意する」をタップ
3. この画面が表示されたら「閉じる」をタップ(お申込みが完了したことを通知するメールが送付されます)
-
- 05ご利用中のiPhoneで操作
- 「続ける」をタップ
-
- 06新しく利用するiPhoneで操作
- 「モバイル通信設定完了」が表示されたら「完了」をタップ
-
- 07新しく利用するiPhoneで操作
- 動作を確認する
1. 【発信テスト】11112/無料へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ってください。
2. 【インターネット接続】Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイトが閲覧できるかどうか確認します。
以前のiPhoneから新しいiPhone AirにeSIMを転送する【Bluetoothを利用する】
-
- 01両方のiPhoneで操作
- Bluetoothをオンにする
-
- 02新しく利用するiPhoneで操作
- 1. 「設定アプリ」をタップ
2. 「モバイル通信」をタップ
3. 「モバイル通信を設定」をタップ
4. 「近くのiPhoneから転送」をタップ
5. 「近くのiPhoneから転送」画面が表示されたら、次のステップへ進む
-
- 03ご利用中のiPhoneで操作
- 「電話番号を転送」の画面が表示されたら続けるをタップ
-
- 04新しく利用するiPhoneで操作
- 画面に「検証コード」が表示されたら次のステップへ進む
-
- 05ご利用中のiPhoneで操作
- ステップ4で表示された「検証コード」を入力
-
- 06新しく利用するiPhoneで操作
- 「電話番号を転送」の画面が表示されたら、「別のiPhoneから転送」をタップ
-
- 07ご利用中のiPhoneで操作
- 「続ける」をタップ
-
- 08新しく利用するiPhoneで操作
- 「モバイル通信設定完了」が表示されたら、「完了」をタップ
-
- 09新しく利用するiPhoneで操作
- 動作を確認する
1. 【発信テスト】11112/無料へ電話をかけ、ガイダンスを最後まで聞いて電話を切ってください。
2. 【インターネット接続】Wi-Fiを切った状態でブラウザを起動し、モバイルデータ通信を利用してWebサイトが閲覧できるかどうか確認します。
SIMカードをeSIMに変更する|iPhone Airへ転送
iPhoneで、「設定」>「モバイル通信」の順に選択。
「eSIMに変更」をタップ。(ここで「eSIMに変更」が表示されない場合、ご利用の通信事業者はこのオプションに対応していない可能性がある)
「モバイル通信プランを変更」をタップ。
「eSIMに変更」をタップ。
しばらくすると、eSIMがアクティベートされる。iPhoneでモバイル通信プランがアクティベートされると、以前のSIMカードは無効になる。
物理的なSIMをiPhoneから取り外す。その後iPhoneを再起動する。
SIMカードをeSIMに変更する
- 1. 設定アプリをタップ
- 2.「モバイル通信」をタップ
- 3.「eSIMに変更」をタップ
- 4.「eSIMに変更」をタップ
- 5.「eSIMに変更」をタップ
- 6. 「ご契約のアカウント情報を入力してください」の画面が表示されるので、「ご利用中のiPhone電話番号」「My Menuのパスワード」を入力しログイン
- 7. 留意事項を確認し、「すべてに同意する」をタップ
- 8.「申し込みが完了しました」の画面が表示されたら「閉じる」をタップ
(お申込みが完了したことを通知するメールが送付されます) - 9.「モバイル通信定完了」の画面が表示されたら、変更は完了です。「完了」をタップしてください。」
eSIM再発行の手数料は当面無料
LINEMOは、2025年8月20日(水)以降、各種お手続きの事務手数料を改定しています。
eSIM再発行手数料はいままで無料でしたが、3850円(税込)に改定しています。しかし、当面は無料で行います。
いつ、eSIM再発行手数料3850円へ改定されるかは未定です。
新iPhone(iPhone 17/iPhone Air)では、日本向けモデルのすべてでSIMスロットが排除されて、eSIMのみの対応となりましたので、LINEMOのeSIM再発行手数料がかかるかどうかはユーザーにとっても非常に重要なことです。
UQ/Y!mobile/povo/LINEMOなどのサブブランドは、eSIM再発行手数料が当面無料になっています。
SIMカードを入れ替えるだけとは違い、eSIMの再発行にはどうしてもシステムを動かすためのコストがかかる。キャリアの一部は、それを手数料としてユーザーに転嫁している。こうした中、各社ともeSIM専用端末のiPhone Air投入前に、相次いでeSIM再発行無料化を打ち出しています。