LINEMO1カ月だけで解約

LINEMO1ヶ月だけで解約あり?1カ月だけで解約の弊害は?

LINEMOは1カ月だけ利用して解約自体はできます。しかし、1カ月で解約というのは、さまざまな弊害が生じます。

結論から言えばLINEMOを1カ月だけで解約そのものはユーザーの自由であり、ソフトバンク株式会社はそれを引き止める権利はありません。

しかし、1カ月だけで解約というのは即解約に該当するので、継続期間の履歴としてはもっと悪い印象となります。

印象が悪くなることでLINEMO再契約やソフトバンクやワイモバイルの契約には影響が生じます。

初月解約で違約金990円が発生する

LINEMOは2024年6月1日(土)から初月に違約金が発生するようになりました。

ご加入当月にご契約回線を解約したお客さまは、原則として契約解除料として990円(税込)のお支払いが必要です。

違約金990円というのは、1万円とかではないので安い金額となっており負担も少ないですが、初月だけ違約金を設けたということは、ソフトバンク株式会社にとって1カ月だけで解約というのは、「他社の特典目当て」と判断されます。

初月違約金を導入した理由

多くのMNOやMVNOでは、新規契約者を対象とした割引やキャッシュバックを実施しており、こうした特典目当てに契約するユーザーが一定数いる。

LINEMOでも意図しないかたちでの契約が増えている。新規に加入した人がすぐに他社へMNPで出ていくようなことを、抑止する意味でも(電気通信)事業法のガイドラインの許す範囲で違約金を設定した。

1ヶ月だけで解約はブラックリストに入る

LINEMOを1ヶ月だけで解約して100%ブラックリストに入るかどうかは、ソフトバンク株式会社が決めることなので絶対ではないですが、1カ月だけで解約というのは、「他社のキャッシュバックや端末割引目当て」でLINEMOを踏み台にしたことが疑われます。

ソフトバンク株式会社としては、新規に加入した人がすぐに他社へMNPで出ていくようなことを、「意図しない契約」と位置付けていますので、そのような契約をする方を信用しておりません。

LINEMO初月解約は1回目であれば以下のような理由での解約もあるので、ブラックリストに入らないケースもあります。

意図しない契約ではないケース

  • 自宅や通勤・通学、会社・学校で電波が悪い
  • 通話ができない(圏外となる)
  • 契約に関して公式サイトやオペレーターの説明不足があった
  • ギガが足りない、ギガは余ったり見合わない

LINEMOの電波が悪いというのは、使い物にならないことなので初月解約も実際に起こり得ることです。

1カ月解約でソフトバンク、ワイモバイルにMNPは?

LINEMOを1カ月で解約してワイモバイルやソフトバンクへの乗り換えは、同じ系列間の移動となるので他社乗り換えと違いますが、それでも「意図しない契約」に変わりはないので審査に影響が出ます。

LINEMOを短期解約でソフトバンクやワイモバイルに乗り換えてブラックリストに載らないケースもあります。

人によってブラックリストに載るか載らないかが変わるのは、「維持期間」「何回目」かなど総合的判断となるからです。

ただ、1カ月で同じ系列間移動というのは、キャッシュバックや端末割引目的が疑われるので印象は良くありません。

1ヶ月だけで解約が許されるケースは?

LINEMOの1カ月だけで解約として許されないケースは、他社へお得に乗り換えるために、一時的にLINEMO回線を新規に契約することです。

この場合は、MNP転出を行いますので、ソフトバンク株式会社としても鑑別ができるでしょう。

ではLINEMOを1カ月で解約は悪かといえば、初回であり純粋な解約であれば必ずしも悪とは言えません。

人によっては1カ月で解約しなければならない正当な理由があるので、そうした悪意のないユーザーまでブラックリストに絶対入れるというわけでもありません。

1カ月だけ解約が許されるケース

  • 子供を利用者登録して夏休み期間中の1カ月だけ利用
  • 1回目の1カ月だけで解約
  • 他社乗り換えではなく1カ月で解約をした
  • 使ってみたが速度が遅い、電波が悪いなどで1カ月で解約

※正当な理由で1カ月だけで解約しても、ソフトバンク株式会社の判断によってはブラックリストに入る恐れはあります。

1ヶ月だけで解約あり?1カ月だけで解約の弊害は?

LINEMOは1カ月だけ利用して解約自体はできます。しかし、1カ月で解約というのは、さまざまな弊害が生じます。

結論から言えばLINEMOを1カ月だけで解約そのものはユーザーの自由であり、ソフトバンク株式会社はそれを引き止める権利はありません。

しかし、1カ月だけで解約というのは即解約に該当するので、継続期間の履歴としてはもっと悪い印象となります。

印象が悪くなることでLINEMO再契約やソフトバンクやワイモバイルの契約には影響が生じます。

将来的に戻ってくる優良顧客であるかどうかがポイント

LINEMOを1カ月で解約した中には、将来的にLINEMOを再契約をして長期継続利用してくれるかもしれません。

そうしたユーザーの芽をつまない観点では、正当な理由での解約かつ解約回数も1回にとどまっているユーザーはブラックリストに入りにくいと考えられます。

LINEMO解約理由 将来的な想定
電波が悪い 将来的に職場や学校の環境が変われば戻ってくることが想定されます。学生なら社会人になれば環境もがらりと変わります。
利用者の子供が卒業を機に解約 子供が成人して、子供の頃に使っていた馴染みのあるLINEMOに戻ってくる可能性があります。
ギガが足りない LINEMOはギガの改良を重ねています。サービス開始当初は3GBプランと20GBプランのみでしたが、現在は10GBプランと30GBプランを取扱いしています。プランが見合えば戻ってくる可能性があります。

LINEMO1ヶ月だけで解約で覚悟すること

LINEMO1カ月だけで解約というのはリスクが潜んでいます。

1ヶ月だけで解約を2回繰り返すと黒判定

LINEMOを1カ月だけで解約を1回目した場合は、正当な理由も考えられるので、安易に白黒つけることができません。

しかし、1カ月だけで解約を2回繰り返した場合は、他社の特典目的の疑いが強まります。そうした場合は、LINEMOの3回目の契約を拒否すべくブラックリストにいれざるを得ません。

1カ月で解約繰り返す理由

  • 1円スマホ・激安スマホの転売目的
  • 他社MNPキャンペーン不正利用する弾にされている

初月解約で日割り計算にはならない

LINEMOは月の途中でご解約した場合は日割り計算しません。

初月に解約で最初の1カ月間の料金は満額請求となります。1日に解約しても月末に解約しても、支払う料金は同じです。

ベストプランは、その他の接続サービス料と合わせて3GB以下なら月額993円、ベストプランVは月額2973円の満額請求されます。

見合った回収があるかも参考材料

LINEMOはSIMのみ契約で「事務手数料」「SIMカード発行手数料」「発送費」全て無料で行っています。

無料で行えるのは、毎月の料金から回収できる利益があってのことです。

審査をしたり、SIMカードを梱包したり発送の手配をするのに人件費がかかっています。

それで1カ月で解約などされてしまうと利益回収が乏しくなります。そのため、1カ月で解約自体が損害であり、繰り返されると損害拡大となるので、次の契約を受け入れることができなくなります。