LINEMOと日本通信比較｜料金以外で勝負ポイントは？

Contents

1 LINEMOと日本通信比較で何が劣る？
2 日本通信よりLINEMOが優れている点
3 LINEMOより日本通信乗り換えがおすすめな方

LINEMOと日本通信比較で何が劣る？

日本通信は、コスト重視で必要な分だけデータ容量を選べる柔軟さが特徴です。

最小1GBのプランから、大容量の50GBプランまであり、「使わないときは安く、たくさん使うときはしっかり容量を確保したい」という方におすすめです。

■日本通信SIMの基本情報

月額料金	1GB：290円 20GB：1,390円 50GB：2,178円
速度制限時の通信速度	200kbps
音声通話	11円/30秒 ※20GB、50GBプランは以下どちらかを付帯。・ひと月70分まで通話無料・通話5分かけ放題無料
通話オプション	・月70分無料通話：390円・通話5分かけ放題：390円・通話かけ放題：1,600円
セット割	なし
繰り越し	不可

料金プラン｜月額料290円～でスマホ料金にかかるコストをぐっと削減

比較項目	LINEMO	日本通信
料金プラン（容量/月額）	【ベストプラン】・～3GB/990円・3～10GB/2,090円【ベストプランV】30GB/2,970円	【シンプル290プラン】 1GB：290円【みんなのプラン】 20GB：1,390円【50GBプラン】 50GB：2,178円

日本通信は「合理的シンプル290プラン」「合理的みんなのプラン」「合理的50GBプラン」の3つから選べます。

「合理的みんなのプラン」は、月20GBの容量に5分かけ放題、または70分の無料通話が付いて月額1390円です。

LINEMOベストプランVより10GB少なくなりますが、20GBで十分の方にとっては半額で利用できることになります。

日本通信の最大のメリットはやはり料金の安さです。月1GBのプランが月額290円で使えます。

LINEMOベストプランは最安でも3GB以下の月額990円です。LINEMOは1GB以下のプランがありません。もし1GB以下で十分な方は日本通信ならLINEMOベストプランの1/3の料金で済みます。

支払い方法｜口座振替がない

比較項目	LINEMO	日本通信
支払い方法	「クレジットカード」または「口座振替」	クレジットカードまたは一部のデビットカード

日本通信SIMの月額料金の支払いは、クレジットカードまたは一部のデビットカードに対応しています。

銀行振込（口座振替）には対応しておりません。そのため、カード以外の支払い方法を希望する人は、日本通信SIMの利用ができません。

通話オプション｜月70分無料通話の選択ができる

比較項目	LINEMO	日本通信
通話オプション	【ベストプラン】・1回5分かけ放題/550円・無制限かけ放題/1,650円【ベストプランV】・1回5分かけ放題/無料・無制限かけ放題/1,100円	【合理的シンプル290プラン】・月70分無料通話：390円・通話5分かけ放題：390円・通話かけ放題：1,600円【合理的みんなのプラン】・通話かけ放題オプション(+1,600円) 【合理的50GBプラン】・通話かけ放題オプション(+1,200円)

日本通信SIMでは、最安の1GBプランを除く、全てのプランに「月70分間の無料通話」もしくは「5分間かけ放題」が付いてきます。

「70分無料通話オプション」「5分間かけ放題」を、390円となかなかインパクトの強い通話オプションの価格設定です。

「70分無料通話オプション」は、1回の通話が5分に収まらない一方で、毎月の通話回数がそれほど多くない人にお勧めのオプションです。

LINEMOベストプランVには5分かけ放題が付きますが、LINEMOベストプランは5分かけ放題が有料になります。

通信速度｜昼と夕方に低下がみられて不安定

比較項目	LINEMO	日本通信
通信速度	平均Ping値: 38.98ms 平均ダウンロード速度: 129.5Mbps 平均アップロード速度: 20.22Mbps	平均Ping値: 57.07ms 平均ダウンロード速度: 63.91Mbps 平均アップロード速度: 10.82Mbps

日本通信はWebサイトの表示や動画を読み込む速度を指し、通信速度の中で最も重要とされるダウンロード速度は63.91Mbpsです。

一般的な用途でインターネットを快適に楽しむために必要な回線速度は「10Mbps〜30Mbps」といわれています。日本通信SIMでは快適速度でコンテンツを楽しめることが分かります。

しかし、昼と夕方は速度が低下しますので、全時間帯を通して安定しておりません。

それに対してLINEMOは日中を通して速度が速く、昼の12時でも速度が落ちていません。

■「上り」速度の目安

LINEなどのSNSでメッセージを送信する程度であれば「1Mbps」で十分です。
一方、動画投稿を行う場合は上り速度「10Mbps」以上ないとアップロードに時間がかかります。

用途	速度
メールやSNSのメッセージ送信	1Mbps
SNSの写真投稿	3Mbps
SNSやYouTubeなどの動画投稿	10Mbps

■「下り」速度の目安

メールやSNSでのメッセージのやり取りは「1Mbps」あれば問題ありません。 WebサイトやSNSの閲覧は、簡易的なページの場合は「1Mbps」程度で十分です。しかし、画像が多いページになると1Mbpsでは足りないので「10Mbps」は必要です。

テレワークやオンライン授業といった動画の視聴に必要な回線速度は画質によって異なりますが、「25Mbps」あると安心でしょう。

オンラインゲームは送受信するデータの容量が大きいです。快適にプレイするには最低でも「30Mbps」は必要になります。動きの激しいゲームの場合はデータ容量がさらに大きくなるため「100Mbps」程度を目安にすると快適にプレイできるでしょう。

用途	速度
メールやSNSのメッセージ受信	128Kbps〜1Mbps
WebサイトやSNSの閲覧	1Mbps〜10Mbps
動画視聴（YouTubeなど）	3Mbps〜25Mbps
オンラインゲーム	30Mbps〜100Mbps

フィルタリングサービス｜396円/月の有料

比較項目	LINEMO	日本通信
フィルタリングサービス	申し込み必要で無料	お子様を守るiフィルター：396円/月

日本通信はフィルタリングサービスが月額396円の有料です。LINEMOは無料で使えるので、せっかく料金が安い意味がなくなります。

設定が義務化されたフィルタリングは、子どもに安全にスマホを持たせるために必要な機能です。

18歳未満の利用者が使うなら無料のLINEMOが優勢です。

フィルタリングサービスとは？

フィルタリングサービスは、青少年にふさわしくない情報や、その他インターネットで公開されている情報の閲覧を制限するものです。インターネットを通じたトラブルおよび青少年有害情報（犯罪・わいせつ物・残虐な表現等）の閲覧を防ぐのに有効な手段です。

法改正により、18歳未満のお子様に利用させる場合はフィルタリングサービスの使用が必須です。

日本通信よりLINEMOが優れている点

全時間帯の速度が速く安定している
事務手数料無料
スマホ端末を同時購入できる（ヤフー携帯ショップ）
低速通信は1段階目なら速い
口座振替支払いができる

キャンペーンでPayPayポイント還元される

比較項目	LINEMO	日本通信
キャンペーン	PayPay還元キャンペーン	なし

日本通信SIMでは、業界最安クラスの月額料金が設定されているため、LINEMOで見られる還元キャンペーン等は一切行われていません。

日本通信はキャンペーンに頼らなくても、常に低価格で利用できます。しかし、長期継続利用する意思はなく1～2年利用するならLINEMOでPayPay還元受けるのもお得です。

事務手数料無料で契約したい方

比較項目	LINEMO	日本通信
事務手数料	無料	1件のご契約につき、3,300円(SIMカード・eSIMともに)がかかります。

日本通信では事務手数料3300円かかりますが、スターターパックが用意されており少し手数料を安くできます。

このスターターパックは、家電量販店やAmazonなどで購入することができ、多くの場合、事務手数料よりも安価な2,000円台から販売されています。

スターターパックは、Amazonで2680円するので、620円程度しか初期費用は安くなりません。

スターターパックはこちら

昼間の通信速度が遅いのは困る

比較項目	LINEMO	日本通信
昼休みの通信速度	通信速度は落ちず安定	通信速度が不安定

日本通信SIMは、多くのユーザーが指摘しているのが「昼休みの通信速度が不安定」という点です。

昼休み時間帯（特に12時〜13時）の速度低下を指摘する声が多いので、昼にスマホを使う方は使いものにならない恐れがあり、せっかく料金を安くする意味がありません。

日本通信SIMは、時間帯によっては通信速度が不安定になる場合があるという点には注意が必要です。特に、多くの人が利用する昼休みや夜間などのピークタイムには、速度が低下する可能性があります。

そのため、常に高速で安定した通信を求める方はLINEMOがおすすめです。

LINEMOは日中を通して速度が速く、昼の12時でも速度が落ちていません。「昼休みに動画を見たい」という人はLINEMOにすれば間違いないでしょう。

「パケ詰まり」をはじめとした通信品質の低下がない

日本通信は、ドコモ回線を使っています。ドコモ回線は近年、いわゆる「パケ詰まり」をはじめとした通信品質の低下が顕著です。

特に都心部で使う人は「つながらない」「速度が極端に遅くなる」といったことが起こり得ます。

また、時間帯によって速度が低下します。速度では最低限の速度は出ていますが、昼休みでもデータをガンガン使いたい人はLINEMOの方が安心です。

LINEMOはパケ詰まりの影響は受けにくいですが、環境によってはパケ詰まりが発生する可能性があります。それでもドコモ回線ほどではありません。

パケ詰まりとは？

『パケ詰まり』とは、アンテナバーが立っている（圏外ではない）のに通信速度が極端に遅くなる現象を指します。

その要因は、通信中の「パケットロス」によるものです。データの送受信を行う際、データを送信すると、必ず無事にデータが届いたことを知らせる確認応答のやり取りが行われます。この往復のどこかでパケットロスが発生すると、送受信が正常に完了できず、まるで通信が止まっているかのような体感になります。

LINEMOより日本通信乗り換えがおすすめな方

通話かけ放題付で安く使いたい方
料金を圧倒的に安く使いたい方
50GBまでのデータ容量が欲しい方
毎月1GB以下で済む方
キャンペーンや割引は重視しない方
月70分の無料通話が必要

業界最安級の月額料金で利用したい方

日本通信SIMの最大のメリットは、業界最安級の月額料金です。

月額290円で1GBまで利用できる「合理的シンプル290プラン」は、圧倒的な安さを誇ります。

また、「合理的みんなのプラン」や「合理的50GBプラン」も、それぞれの容量帯で業界最安値水準の料金設定となっています。

データ使用量が少ない方や、とにかく通信費を抑えたい方は日本通信がおすすめです。

比較	合理的シンプル290プラン	合理的みんなのプラン	合理的50GBプラン
月額基本料	290円	1,390円	2,178円
データ量	1GB	20GB	50GB
無料通話	なし	・通話5分かけ放題・月70分無料通話のどちらかを選べます	・通話5分かけ放題・月70分無料通話のどちらかを選べます
追加できる通話定額オプション	・通話5分かけ放題オプション(+390円) ・月70分無料通話オプション(+390円) ・通話かけ放題オプション(+1,600円)	・通話かけ放題オプション(+1,600円)	・通話かけ放題オプション(+1,200円)

データ容量50GBまで使いたい方｜30GBでは足りない方

日本通信SIMの最大容量プランは「合理的50GBプラン」です。

合理的50GBプランは、月間データ容量を50GBで月額利用料金は2178円。5分かけ放題または70分までの通話が基本料金に含まれる。月額1200円でかけ放題オプションを利用できる。追加データ料は220円/1GB。

動画視聴やリモートワーク、オンラインゲームなど、データ通信を多く使う方に最適です。

データ通信は50GBが基本料金に含まれ、超過後は低速通信になりますが、1GBあたり220円で追加が可能です。ドコモ回線を使用しており、全国で安定した高速通信が可能です。

プラン名	合理的50GBプラン
特徴	終了50GBの大容量データが使えるプラン。動画視聴やリモートワークなどのヘビーユーザー向け。
月額基本料	2,178円
データ量	50GB（超過後は低速通信）
無料通話	70分無料通話または 1回5分以内の通話無料
追加できる通話定額オプション	通話かけ放題：+1,200円/月
追加データ	1GBあたり220円で従量課金制