LINEMO留守電パック

LINEMO留守電パック必要か?

LINEMOの留守電パックは、「留守番電話サービス」「着信転送サービス」「着信お知らせ機能」の3つのサービスがセットになったサービスです。

3つセットで月額利用料220円(税込)です。

留守番電話サービス 伝言メッセージを30件まで、最大72時間お預かりするサービスです。
着信転送サービス かかってきた電話を、あらかじめ指定した「転送先」へ転送するサービスです。
着信お知らせ機能 圏外時や電源をOFFにしている時に着信があった場合、電波が届くようになり次第着信があったことをお知らせします。
また、留守番電話に伝言メッセージが残った場合は、伝言メッセージがあることをお知らせするサービスです。

Androidで留守番電話パックは必要か?

一部のAndroidには、伝言メモアプリ(簡易留守録)が搭載されています。

留守番電話サービスと同じく、あらかじめ伝言メモ機能の設定をオンにしておくと、着信してから一定の秒数が経過後に簡易留守録が起動し、相手からの連絡を録音します。

Galaxy(サムスン)やAQUOS(シャープ)、arrows M04(富士通)など、国内のメーカーが販売した一部のスマートフォンに搭載されています。

Androidの伝言メモアプリとLINEMO留守番電話の違いを比較した時に不十分と判断した場合は、LINEMOの留守番電話パックをご検討下さい。

伝言メモアプリ 留守番電話サービス
保存可能件数 数十件以上
(※端末の空き容量に依存する)
30件まで
最大録音時間 13時間 3分
保存可能期間 制限なし 72時間
利用できる条件 端末本体に搭載されている機能のため、電話の受け手側が圏外や電源をオフにしているときには利用できない 電源が入っていない場合や圏外の場合にも利用できる
保存場所 端末本体に保存される 通信キャリアのセンターに保存される
操作 端末メニューで保存されたメッセージの消去が可能 通信キャリアのセンターに電話する必要がある

伝言メモは無料でも難点あり

圏外や電源オフの状態では使えないので、「電波の届くところに居る」かつ「電源オンにしている」と言う条件を満たす必要があります。

留守番電話サービスはどのような条件下でも録音する

携帯電話・スマートフォンの発着信は、二者間を直接接続しているわけでは無く間にキャリアが用意した設備を経由します。

着信者の携帯電話・スマートフォンが「電波の届かない所に居る(圏外)」「電源が入っていない(電源オフ)」「電話に出られない(不在着信)」と言った場合、着信者に代わって発信者の音声を録音するのが留守番電話サービスで、録音された音声は「ソフトバンクが用意した設備」に保存されます。

iPhoneで留守番電話パックは必要か?

日本でもiOS 18から利用できるようになった「ライブ留守番電話」。

ライブ留守番電話はiOSに組み込まれた機能であり、キャリア通話を受けるだけなので通話料金は発生しません。オプション契約も不要です。

ライブ留守番電話は、電話をかけてきた人が留守番メッセージを残しているときに、リアルタイムで書文字起こしを表示するiPhoneの機能です。後から録音された音声や文字起こしを確認することもできます。

ライブ留守番電話をオンに設定していると、電話に出られないときに、iPhoneが受話してメッセージを聞いてくれます。相手がメッセージを残している最中に画面をタップすると、画面上にメッセージが文字起こしされていく様子を見ることができ、その内容を判断して、途中から電話に出ることもできます。

ライブ留守電メリット

  • 留守電の書き起こしが音声とともに保存されるため、留守電音声をわざわざ聞かなくても、その内容をひと目で確認できる。
  •  知らない番号からかかってきた時、あえて電話をとらず留守電にし、書き起こしを見て必要に応じて電話に出る、といった判断も可能
iPhone留守電機能名 ライブ留守番電話
特徴 留守番電話を録音・保存しておくことができる機能です。
また、音声メッセージを自動的にテキスト化してくれる機能が備わっており、留守番電話の内容をすぐ把握することができる
使い方 着信時に表示される「留守番電話」というボタンを押すだけ。
相手が話し始めると、その内容がリアルタイムにテキスト化されるのです。設定メニューの「アプリ」→「電話」→「ライブ留守番電話」でオン/オフを切り替えられる
使える条件 iOS 18 以降のiPhoneをご利用のお客さまのみ端末の機能として無料でご利用いただける

最大の違いは?

ライブ留守番電話とLINEMOの留守番電話の決定的な違いは、Android同様にモバイル通信が必須かどうかという点にあります。

LINEMO留守番電話は、モバイル通信していない状態(圏外/電源オフ)でも機能しますが、ライブ留守番電話はオフライン状態では機能しません。

留守番電話パックが不要な方

AndroidとiPhoneには留守電機能が端末についています。その機能だけで十分な方は留守電パックに加入する必要はありません。

留守電パック不要な方

  • 不在着信履歴をみて折り返し電話する方
  • かけ放題オプション加入していて、折り返し電話が無駄にならない方
  • 電源は入れっぱなし、圏外になることはあまりない方
  • 留守電設定しても誰も録音せずに切られてしまう方

LINEMO留守電パック入らない方の注意点

伝言メモ機能中はスマホの操作はできない

伝言メモを録音している最中は通話状態となるため、スマホ操作ができなくなります。

伝言メモは、もっとも電話に出られない状況に録音するものなので、伝言メモ中にスマホ操作することはあまりないのでしょう。

電源OFF時や、サービスエリア外の利用はできない

「伝言メモ」は、一部端末に内蔵されている機能で、留守電パックに加入していなくてもご利用できますが、電源OFF時や、サービスエリア外の場合は伝言メモをご利用いただくことができません。

圏外や電源オフの状態では使えないので、「電波の届くところに居る」かつ「電源オンにしている」と言う条件を満たす必要があります。また、本体に録音された音声は圏外でも聞くことができるので通話料などは発生しません。

Androidは一部の機種で伝言メモが搭載されていない

Android端末で伝言メモ機能が搭載されていない機種があります。

海外メーカー製のSIMフリー端末のほとんどが伝言メモを搭載しておらず、 伝言メモを利用したいなら選択肢は国産端末にほぼ限られます。

日本のスマホメーカー

  • SONY:Xperiaシリーズ
  • SHARP:AQUOSシリーズ
  • FCNT(旧富士通):arrowsシリーズ
  • 京セラ:Android Oneシリーズ

本体の容量を使う

伝言メモの保存可能件数は本体メモリの空き容量によって異なります。

本体メモリの空き容量が不足すると、伝言メモを録音できない場合があります。

大量の伝言メモはスマートフォン本体の容量を圧迫し、ほかの用途で使用する際の邪魔になります。伝言メモ機能を利用する際には、定期的に録音した伝言メモを削除していくのも重要です。

LINEMO留守電パック加入のデメリット

録音されたメッセージ確認で通話料がかかる

LINEMOの「留守番電話サービス」の再生には、新しいメッセージの件数をお知らせするガイダンスが流れた時点から、通話料金が30秒22円でかかります。

渡航先で伝言を聞く際や各種設定を行う際の通話料は、滞在国から日本のLINEMO携帯電話へかけた場合の通話料がかかります。一部の国と地域ではご利用いただけない場合があります。

留守電内容を確認でセンターに電話かける手間

伝言メモは端末内にメッセージが保存されますが、留守番電話はソフトバンクのセンターにメッセージが保存されます。

そのため、伝言メモは端末メニューで保存されたメッセージの消去が可能ですが、留守番電話はソフトバンクのセンターに電話する必要があります。