LINEMOとLINEモバイル違い比較
現在、LINEモバイルをお使いの方は1カ月に1回ペースでLINEMOに乗り換えませんか?の検討インフォメーションが入ってきてることでしょう。
今すぐLINEMOへ乗り換えるべきかの判断についてポイントまとめてみました。
LINEMOとLINEモバイルの主な違いは以下です。
携帯事業者 | LINEMO | LINEモバイル |
---|---|---|
SIM種別 | ベストプランとベストプランVは音声通話SIM | 「音声通話SIM」「データSIM」から選択できる |
SNSデータフリー | LINEギガフリーでLINEアプリのみカウントフリー | 有料オプションでSNSと音楽のカウントフリーがある |
回線 | ソフトバンク回線 | ソフトバンク回線・ドコモ回線・au回線 |
LINEモバイルには「データSIM」がある
LINEMOは、ベストプランとベストプランVがありますが、どちらも音声通話SIMとなっています。データSIMの提供はありません。
LINEモバイルは、「音声通話SIM」「データSIM」と2種類から選択することができます。
データSIMおすすめな方
- 2台目の携帯・タブレットはネットのみを利用していて、電話機能は使わない
- 子供にLINEアプリの通話とメールのやり取り持たせたい
- LINEやskypeなどのアプリを使えば通話できるので電話機能は不要
- 不要な電話を削って少しでも料金を安くしたい
LINEMOではデータSIMの選択がないので、電話不要の方にとっては、無駄に見合わない料金を支払うことになります。
LINEモバイルのデータSIMなら2GBで月額660円で利用できます。LINEMOは3GB以下でも月額990円は最低しますので、電話不要でもっと安くしたい方に向きません。
「SNSデータフリー」「SNS音楽データフリー」がない
LINEモバイルではデータフリーオプションとして、「LINEデータフリー」「SNSデータフリー」「SNS音楽データフリー」など3つのタイプを用意しています。
データフリーとは?
対象サービス利用時にデータ通信量を消費しない機能のことを言います。データ容量を使い切っても(速度通信制限がかかっても)、データフリー対象サービスの通信速度は落ちません。
データフリーオプション | LINEデータフリー | SNSデータフリー | SNS音楽データフリー |
---|---|---|---|
月額利用料金 | 月額0円 | 月額308円 | 月額528円 |
データフリー対象 | LINE | LINE; twitter; Facebook | LINE; twitter; Facebook; instagram; LINE MUSIC; Spotify; AWA |
LINEMOでもLINEアプリがギガフリーとなるLINEギガフリーを無料で提供していますが、SNSデータフリーやSNS音楽データフリーなどの有料オプションサービスを提供しておりません。
そのため、LINE以外のSNSや音楽などの利用が多い方は、LINEモバイルを継続利用した方が良いでしょう。
ソフトバンク回線のみでドコモ回線・au回線を選べない
LINEモバイルでは、ソフトバンク回線・ドコモ回線・au回線の3つの回線があり、申込時にどの回線を利用するかを選べました。
LINEMOはソフトバンクのサブブランドということもあり、ソフトバンク回線のみ提供しています。
ソフトバンク回線の特徴
ソフトバンクの回線は、5G通信が安定しています。日本の通信事業者4社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル)の5G品質において、ソフトバンクが最も安定しています。
ソフトバンクは通信環境に影響する基地局数が、au、ドコモに比べて圧倒的に多いです。
そのため離島や山間部、田舎で電波が繋がるか不安な方はソフトバンク回線がおすすめです。
ドコモ回線の特徴
ドコモ回線は基地局も多く、田舎や山間部でも快適に利用できます。ドコモ回線であれば、ほとんどの田舎や山間部でも繋がりやすいです。
NTTドコモ自体は現在、100%民間企業ですが、その母体は半官半民のNTTです。営利団体として利益を出す必要性はありつつも、利用人数が少なくて採算の取れないエリアでも、国民に平等な通信インフラを届けるために、積極的にサービスを提供しています。
au回線の特徴
歴史あるKDDIのグループ企業として日本全国の地域を問わずつながりやすい通信サービスです。都市部の他、山間部や臨海部、一部の離島、登山道、キャンプ場、レジャー施設、世界遺産など含め通信環境整備に注力しています。
このことから全国のあらゆる地域で安定した通信を利用することが可能になっています。
ソフトバンク回線の強み
- ソフトバンクは複数の周波数帯を所有しており、それぞれの電波の特性に合わせて、冗長性を生かしたネットワークの構築・運用
- ユーザーが多いエリアでは既存の5G基地局エリアに重ねて設備を投入するなど、人口カバー率の増減にとらわれない基地局展開
- 電波が飛びにくいエリアでも5G通信できるよう4G LTEの既存周波数を転用した周波数も積極的に利用することで、5Gと4G LTEトータルでの通信品質維持
- 5Gを“面”に広げることによって、パケ止まりと呼ばれるセルエッジ(電波の範囲の端にあたる部分)の通信品質を解消
LINEMOへLINEモバイルから乗り換えタイミング
LINEモバイルは、2021年3月31日に新規受付を終了し、ソフトバンクの格安キャリア「LINEMO」に切り替わっています。
LINEモバイルを既に契約したユーザーは現在も継続利用可能となっています。
LINEMO乗り換えきっかけ1 | LINEMO乗り換えで1年間990円割引できる |
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LINEMO乗り換えきっかけ2 | LINEモバイルの電波が悪く通信品質の維持が心配 |
LINEMO乗り換えきっかけ3 | LINEモバイルで音声通話SIMで30GBご利用中ならLINEベストプランV乗り換えで料金がお得になる |
LINEMO乗り換えきっかけ3 | LINEMOで紹介特典を有効活用して最大1万円のPayPayを貰う見込みがある |
LINEモバイル→LINEMOのりかえ特典
LINEモバイルからLINEMOへ乗り換え特典として、LINEMOのベストプランとベストプランが1年間990円割引キャンペーンを実施しています。
ソフトバンクやワイモバイルなど同じグループからLINEMOへ乗り換えする場合は特典対象外ですが、同じグループのLINEモバイルだけは豪華な特典がつく内容になっています。
このキャンペーン自体はLINEMOサービス開始当初から継続的に実施されてきておりソフトバンクとしてもLINEモバイルからLINEMOへの移行を促しています。
プラン | ベストプラン | ベストプランV |
---|---|---|
月額料金 | ~3GB:月額990円 ~10GB:月額2090円 |
~30GB:月額2970円 |
特典内容 | 月額基本料990円値引き×最大13カ月間 | |
〜13カ月目の割引適用時の料金 | ~3GB:0円 ~10GB:1100円 |
30GB:1980円 |
LINEモバイルを辞めるタイミングは電波が悪い時
LINEモバイルのようなMVNOサービスは、ユーザーの数やトラフィックに合わせて適切に帯域を増強しないと、通信速度が低下しやすくなります。
LINEモバイルは現在でも通信速度が出る傾向にありますがが、新規受付を停止したことで、今後も帯域を適切に増強していくのかは気になるところです。
一応は既存のお客さまにご不便を掛けないよう、通信品質は維持しているようで、現在の通信品質は保たれるということで、ユーザーの不満の声はそれほど多くはありません。
LINEモバイル止めようかなぁ🤔
2ヵ月以上前からだけど、特に昼時の外ではトゥイッターの画像すら見れないし~最近は電波の受けが非常に良い自宅でもアンテナマークがバリ1っすよ😗
何か最近携帯のネットの繋がりが悪い。LINEモバイルの契約で使い続けてるからそろそろ締め出されるのだろうか😂
LINEモバイルで音声通話SIMで30GBを使ってるなら料金が下がる
LINEモバイルの音声通話SIMで30GBは月額3520円しますが、LINEMOのベストプランVなら30GBに5分かけ放題がついて月額2970円で使えます。
月額550円もの料金が下がるゆえに、5分かけ放題まで無料で利用できるので、もしLINEモバイルで30GBをお使いなら乗り換える価値ありです。
LINEMOベストプランV | LINEモバイル音声通話SIM30GB | |
---|---|---|
料金 | 月額2970円 | 月額3520円 |
かけ放題 | 5分かけ放題:無料 24時間かけ放題:月額1100円 |
10分かけ放題:月額968円 |
LINEモバイルは紹介特典を実施することはない
格安SIM(MVNO)「LINEモバイル」の新規受付は、2021/3/31(水)11:00に終了しました。
今後、LINEモバイルが新規契約受付することはないので、当然に紹介キャンペーンを実施することもありません。
LINEMOを契約していれば紹介特典を活用して1人紹介につきPayPayポイント2,500円相当が貰えます。
紹介の数は最大で4回までとなっていますが、家族が友達4人紹介することで10000円のPayPayが獲得できます。
LINEモバイルを契約している間は紹介ができないので、PayPayが貰えません。
紹介特典名 | LINEMOベストプラン紹介キャンペーン |
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対象申し込み期間 | 2024年7月8日(月)~ 終了日未定 |
紹介した側の特典 | PayPayポイント2,500円相当 ※ 被紹介者1名につき上記紹介者特典を付与します。当キャンペーンの紹介者特典付与は紹介者1名に対して4回までとなります。 |
紹介された方の特典 | ■LINEMOベストプランV特典 他社からの乗り換えで PayPayポイント15,000円相当 ■LINEMOベストプラン特典 他社からの乗り換えで PayPayポイント5,940円相当 |
LINEモバイルの支払い方法の選択肢が限定的になってきた
LINEモバイルは新規受付終了後に年数が経過していることもあり、どんどん支払い方法の幅が狭くなってきています。
2023年10月31日をもってLINE Pay カードはサービスを終了しています。支払い方法がクレジットカードのみとなっており、これに反発する声が増えてきました。
LINEモバイルは今後、支払い方法が改善される見込みはありません。支払い方法に不満があるん場合はLINEMOへの乗り換えの大きな動機になるでしょう。
LINEモバイル支払い方法を巡るユーザーの声
- Visa Line Payプリペイドカードがいつの間にか終わることになってて、利用料金の支払いに唐突にクレカが必要になった
- 支払い方法をLINEpayにしてたら、支払い出来なかった旨のメールきた。
- LINEモバイルがLINEMOになってもLINEモバイル使い続けてたけど、LINE Payもなくなりクレカ代わりに支払い用に使ってたVISAのプリペイドでの支払いもできなくなるので、LINEMOに乗り換え。
- LINEモバイル自体もう新規契約もしておらず、LINE Payも今年で終了するから、支払いもLINE Pay払いに出来なくなる