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ドコモ miniバンド一覧周波数
ドコモ miniはドコモのバンドと同じです。
ドコモは、独自の周波数帯を持っています。独自の周波数帯でサービスを提供しているため、広範囲をカバーしているのが強みです。
中でもプラチナバンドを活用すれば、建物内や山間部などで安定した通信を利用できます。ドコモは基地局の数が多く、場所に関係なく安定した通信を利用できます。
ドコモ miniが対応しているバンド(周波数)は下記の通りです。
【4G対応バンド】
Band 1 | 4G主要周波数 |
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Band 3 | 利用エリアの幅広さが特徴 |
Band19/26 | 屋内・地下で重要なプラチナバンド |
Band21 | 地方都市でよく拾う周波数 |
Band28 | 全国的なエリア拡大を目指して整備されるバンド |
Band42 | 4G高速通信用 |
【5G対応バンド】
n78 | 5G主要周波数 |
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n79 | 基本ドコモ専用帯域 |
n257 | 繋がれば爆速のミリ波 |
重要なバンド
ドコモ miniのドコモ回線を利用したい場合、バンド1、3、19に対応している機種であれば、ほとんどの場所で快適に利用できます。
5Gが登場したものの、まだまだスマートフォンで通信を使ううえで主役になるのは4Gです。
ドコモ miniに端末持ち込みでの乗り換えや端末の買い替え時にはまず4Gの主要バンドを確認しよう。
Band 1 | 主力の周波数帯。ドコモの4G通信のほとんどはBand 1が使用される |
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Band 3 | 東名阪エリアで使用される周波数帯。Band 1よりも高速 |
Band 19 | プラチナバンド。Band 1ではカバーできない範囲に電波を届ける |
プラチナバンドに対応
ドコモ miniはプラチナバンドに対応しています。
プラチナバンドは、700MHz〜900MHzの周波数帯を指すもので、地下鉄やビルの建物内でも電波が届きやすいという特徴があります。
いわゆる「繋がりやすい電波」でもあり、周波数帯としても希少価値が高いです。
NTTドコモのプラチナバンドには、800MHz帯(バンド26/バンド19)と700MHz帯(バンド28)があります。
プラチナバンド周波数帯 | 700MHz~900MHzの周波数帯域 |
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電波の性質 | 直進性が高く、障害物で反射・減衰し、遠くに届きにくいという性質を持ちます。 |
メリット | 山間部や屋内でも快適に通信できる |
デメリット | 一般的に周波数が高いと送信できるデータが多くなり、通信速度が速くなります。つまり、プラチナバンドよりも周波数が高い非プラチナバンドのほうが通信速度は速いです。 |
ネットワークの対応の判断基準
5G
- 優:n78とn79両方に対応しつつ、ミリ波(n257)またはSAモードのいずれかあるいは両方に対応しているもの。
- 良:n78とn79のいずれにも対応しているもの。
- 可:n78かn79のいずれかに対応しているもの。
- 不可:対応する周波数帯がないもの
4G
- 優:NTTドコモの4G周波数帯(B1、B3、B19、B21、B28、B42)すべてに対応しているもの
- 良:B1、B3、B19すべてに対応しているもの
- 可:B1、B3、B19のいずれかに対応しているもの
- 不可:NTTドコモの4Gを利用できないもの
SIMフリー機種はバンド対応している?
ドコモ miniの対応バンドや周波数は多くのSIMフリースマホで対応しています。
そのため、国内で販売されるSIMフリースマホでドコモの回線が利用できない端末はほとんどなありません。
ドコモの対応バンドの中で重要なのは、B1(バンド1)です。このバンドに対応していない場合は電波が届く範囲が少なくなります。
ドコモのみ対応しているバンド19は、「プラチナバンド」と呼ばれるものです。携帯電話の通信に適していると言われており、地下や地方の山間部など、電波がつながりにくいところでもつながりやすい重要なバンドです。
ドコモ mini対応バンド確認は必須
周波数帯は、通信速度や安定性に大きな影響を与える重要な要素です。
ドコモの周波数の特徴や、プラチナバンドの内容を理解することで、より快適な通信環境を整えられます。
地方や山間部や田舎で使う場合はプラチナバンドを確認
地方や田舎や山間部など、通信が届きにくい場所では、プラチナバンドを利用できるかが重要になります。
プラチナバンドは、山間部などの障害物の多い地域で電波が届きやすくなる周波数帯です。
そのため山間部での利用を考えている人は、より繋がりやすいプラチナバンドに対応している端末か確認することは重要です。
どのバンドがポイントになる?
ドコモ miniで対応している「Band1」が、ドコモ回線を使うのがメインになってきます。
しかし、この回線が入らない地域もあります。そういった地域に住んでいる場合は、山間部などもカバーしている800MHz帯(docomoは「Band19」)に対応していることが重要です。
より多くの周波数に対応した端末が通信の安定に繋がる
より多くの周波数の電波を受信できるスマホを持てば、それだけ使える電波が増えるということになります。
現在日本で販売している端末は、まず2GHz帯(Band1)には対応していない機種はないので心配ないでしょう。
山間部や地方に住む方は800MHz帯(ドコモはBand18)にきちんと対応しているスマホを持った方が繋がりやすいです。